【巡礼初心者向け】読経できるようになるには
以前巡礼初心者さん向けに書いた記事で、読経についての記事を後日書きますと言って書いていませんでした。
今日は巡礼初心者さんにとって難易度の高い読経について、こうしたらやり易いということをお話ししようと思います。
読経って全く何もしてない人がするのはハードル高いですよね?
私も最初は同じ巡礼仲間の前でするのも抵抗がありました。
イントネーション変じゃない?とか、間の取り方合ってる?とか。
そんな私ですが、今は全く気にしていません。
しかし、巡礼するうちに同じように恐々と読経する人に出会うこともあるので、どのようにマスターしたか解説します。
上手い人に続け!
まず、上手い人に続け!です。
これは先達のことを指します。お手本となる人と合わせて読経することで、どのように読めばいいのかわかるようになります。
また、お経の漢字の読み方がわからない場合にはわからない部分に鉛筆で振り仮名を書いておくのがおすすめです。
1人で巡礼しているから先達とかいないよ!という方はYouTubeがあります。
般若心経のみだと多くの方が動画を挙げられているのですが、巡礼の際の読経となるとこの動画が一番おすすめかと思います。
何回もやる!
次に、何回もやる!です。
私が読経を自信を持ってできるようになったのは四国を終えてからです。
この霊場は本堂と大師堂のお参りが必要で、2ヶ所で読経することになります。
流石にこれだけ読経すれば、上手になります。
また四国は読経への抵抗感をなくす上でもおすすめの霊場です。
基本的に皆読経しているので、1人で読経しているという状況になりにくく、読経をしていても目立つことはありません。さらに他の人の読経を聞いて勉強できるという一石二鳥です。
時には空気を読む!
時には空気を読む!とは、読経の際には周囲の人に気を配ることも大切ということです。
特に最近は感染症の影響で、読経は黙読か小声になりました。
お寺にたくさんの人がいるのに大声で読経していたら顰蹙です。周りに配慮して行わなければなりません。
飛沫感染のことももちろんですが、読経中は他の人の邪魔になっていないか確認することも大事です。お賽銭を打った後は、横にずれて人の邪魔にならないところで読経するようにしてください。
どうしても人前で読経は厳しい!最終手段は写経!
最後にどうしても人前で読経できない!
でもお経を納めたい方は写経がおすすめです。
元々御朱印は写経を納めた方がいただけるものでした。最近は簡略化されていて、読経がそれの代わりになっています。
そのため、写経を納めるというのは正式な巡礼の作法ですので、読経はちょっと…という方は写経を納めてみてはどうでしょうか?
写経をする際に私が使っている道具を紹介します。
・筆ペン
これは呉竹さんのインクがカートリッジになっている筆ペンです。とても書きやすく、筆先が痛んでもここも交換できるので、長く使うことができます。
・写経用紙
- 価格: 3960 円
- 楽天で詳細を見る
この写経用紙が書きやすく、「表装の詠智会」さんでいつも購入しています。
いかがでしょうか。
読経に対してハードルが高いと感じている方の参考になれば幸いです。
また後日、読経でどんなお経を読んでいるのか紹介したいと思います。
本日の勉強範囲:糖尿病薬