11/23、小雪
こんばんは。
今日の近畿地方は暖かな行楽日和で、私も今日はイベントに参加してきました。
いつもの調子で厚めのコートを着て行ってしまったので暑くて暑くて。
でもこの暖かさも今日までみたいなので、明日からはまたしっかり活躍してくれそうです。
イベントの後は前から行ってみたかった「鎌倉パスタ」に行ってみました。
時間的に遅めだったので、祝日でも空いていてすぐに座ることができました。
食べたのは「厚切りベーコンとトロトロなすのトマトソース」、「カプレーゼ」、「ほうじ茶プリンのバニラアイス添え」のおやつとパスタのセットです。
ペコペコだったので、何も写真を撮っていません。
とても美味しかったので、また行きたいと思います。
「許されようとは思いません」
今日は最近読んだ本の感想です。お題「この前読んだ本」
「許されようとは思いません」 著者:芦沢央
です。
芦沢央さんの作品は「火のない所に煙は」で初めて知り、久しぶりにハマって、次作として今回の本を読みました。
空港のロビーで待ち合わせの最中に読んでいたのですが、夢中になりすぎて友達からの到着LINEに気がつかず、怒られました。(「火のない所に煙は」の時はお風呂に入りながら読んでいてお湯が冷めて風邪を引きました)
「火のない所に煙は」も「許されようとは思いません」もそうですが、タイトルが読者の興味を引き付けてやまないところが魅力だと思います。
最終的にどういう風に決着し、タイトルに関わってくるのだろうと気になってしまいます。
「許されようとは思いません」は短編集になっていますが、表題作以外の結末はイヤミス的です。背中を氷のように冷たい手でひとなでされるようなぞっとした気持ちになります。
特に「姉のように」は傑作の余り落ち込みます。特に起こり得そうな話であるため、自分のすぐそばに見えない崖があるのではと不安にさせられます。
しかし、読者を「姉のように」で叩き落とした後に、巻末の表題作「許されようとは思いません」で何故、許されなくていいのか?が語られ、その理由から読者の心はやや救われます。短編集において作品の順番は読者の読了後の印象を左右する重要な要素だと改めて感じました。
今まで、「火のない所に煙は」で鮮烈な印象を受け、とても好きな作品だったので、芦沢さんの他の作品を読むことができませんでした。
いきなり良作に出会ってしまうと次に読んだ作品に思ったよりハマれなかったりすることがあるので。。。
しかし、本作もまた好きな作品になったので、芦沢さんの他の作品も読んでいきたいと思います。
イヤミスやどんでん返しが好きな方はぜひ読んでいただきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
西国三十三所二十六番 一乗寺(法華山一乗寺)
今日は先日お参りした西国三十三所二十六番一乗寺を紹介します。
一乗寺は650年に法道仙人によって開山されました。法道仙人は播州清水寺、一乗寺を含めたこの地域一帯の山岳を開山された高名な僧侶でした。その噂は当時の奈良にも届いており、噂を聞いた孝徳天皇の勅願により、一乗寺が建立されました。それ以後、鎮護国家の道場とされてきましたが、988年に花山法皇が西国第26番札所と定めたことから巡礼の霊場として、特に花や紅葉の季節に賑わいを見せています。
一乗寺はかさい観光ナビや西国観音霊場のホームページから寺院の情報などを調べることできます。
一乗寺の場所
加西市に位置しており、山陽自動車道の加古川北ICから車で10分程です。
一乗寺のおすすめ交通手段
ここは車がおすすめです。(駐車料金普通車300円、オートバイ130円)
公共交通機関を使う場合は姫路駅北口のバスに乗り、法華山一乗寺のバス停で下車です。神姫バスで約40分かかります。(平日休日ともに1日に5本出ています)
JR法華口駅からバスを使う場合は法華口駅前から同様に神姫バスになります。平日休日ともに1日に5本出ており、約15分で到着します。
一乗寺の拝観料
拝観料は500円です。(宝物館の拝観には別途500円が必要です)
宝物館の拝観にはハガキかFAXでの予約が必要になりますので、注意してください。
一乗寺の観音様
こちらの観音様は聖観世音菩薩様です。(御開帳は不定期です)
一乗寺の御朱印
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
西国まとめページも作りました。
本日の勉強範囲:調剤と情報
「世界でいちばん透きとおった物語」
今日は最近読んだ本を紹介します。お題「この前読んだ本」
今年の5月に発行された話題作
「世界でいちばん透きとおった物語」 著者:杉井光
です。
この本は電子書籍化不可能と言われた作品で、久しぶりに紙の本を購入しました。
前評判でこの本については何を言ってもネタバレになるということだけは知っていましたが、確かに何を話してもネタバレになるので、とにかく面白いことだけは書いておきます。
読んでいる途中で「まさか・・・(驚愕)」と気がついたのですが、気がついた後も「まさか・・・(感嘆)」でした。
この本だけは電子書籍派の方にも紙の書籍で味わっていただきたいです。
杉井光さんの本は本作の他には「神様のメモ帳」しか読んでいませんが、「神様のメモ帳」は内容がコミカル要素もありつつのヘビーな内容で、心臓を鑢で触られるような心理描写が印象的でした。
その印象があったので心して読んだのですが、本作からは「不器用で透明な愛」を感じました。
おすすめの作品ですので、気になっていた方はぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。