西国三十三所二番 紀三井寺(紀三井山金剛宝寺)
紀三井寺は770年、唐の僧であった為光上人によって開かれたお寺です。
為光上人は行脚の途中、名草山中腹に霊光を観じて、自ら十一面観世音菩薩像を刻み、一宇を建立して安置されました。それが紀三井寺の始まりと言われています。
紀三井寺はインスタグラムやホームページが充実しているので、イベント情報や桜の開花状況などの情報を得ることができます。
紀三井寺は桜の名所として有名で、境内には開花宣言の基準となる桜の木があります。
紀三井寺の場所
紀三井寺は和歌山市中心部からのアクセスのいい位置にあります。
名草山の中腹に位置しているため、境内から和歌山湾が見渡せます。
紀三井寺のおすすめ交通手段
市街地にあるため、電車でも車でも容易にアクセスできますが、いつも青岸渡寺や粉河寺とセットでお参りするので、私は車を使って巡礼しています。
普通車の駐車料金は300円で、足が不自由な方は山上駐車場まで上がることができます。その場合の料金は700円ですが、山上駐車場側にはエレベーターがあり、車から本堂前まで徒歩3分で行くことができます。
駐車場がややわかりにくいところにあるので、地図を載せておきます。
そこから徒歩10分程度かかります。
紀三井寺の拝観料
紀三井寺は拝観料が一般参拝者400円、小中学生と70歳以上200円になります。ただ、新設ケーブルの公開に伴い、料金の変動があるため、注意してください。
紀三井寺の観音様
こちらの観音様は十一面観世音菩薩様です。
ご本尊は50年に一度の御開帳で、前回が2020年だったため、
次回は2070年。
いつも思いますが、何十年単位で御開帳となると生きている間に
見られることは稀なことで、出逢いは大切にしないといけないですね。
紀三井寺の御朱印
これは太字バージョンの御朱印。
御詠歌バージョン御朱印。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
本日の勉強範囲:平肝熄風薬