西国三十三所一番 青岸渡寺(那智山青岸渡寺)
青岸渡寺は、仁徳天皇の時代(313~399)に裸形上人によって開かれました。
裸形上人は那智の滝で厳しい修行を重ねるうちに、観世音を感得したそうです。
推古天皇の時代(593~628)にはお堂が建てられ、生仏上人が如意輪観世音を安置しました。
それ以後、神仏習合の聖地だったのですが、廃仏毀釈の影響で一時は荒れ果ててしまいました。
しかし、人々の信仰が根強く、復興して今の姿になったとのことです。
特に平成16年7月1日に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコ世界文化遺産の指定を受けたので、今や日本を代表する文化遺産の一つとなりました。
青岸渡寺はインスタグラムやホームページが充実しているので、イベントや寺院の情報などをすぐに調べることできます。
青岸渡寺の場所
大阪からは車で4時間程度かかります。
近くには有名な那智の滝もありますので、必ず立ち寄ることをお勧めします。
雨の時期にはかなりの迫力です。
青岸渡寺のおすすめ交通手段
青岸渡寺は絶対に車がおすすめです。
青岸渡寺には駐車場が隣接しており、その整備費用として800円支払うと寺院のすぐ近くまで行くことができます。
和歌山の南部は大阪方面からは沿岸部に沿って行くのが一番早く、山間部を抜ける道は雨の時期は土砂崩れが起きている可能性もあるので、注意が必要です。
電車の場合は、JRきのくに線の紀伊勝浦駅で下車し、そこから那智山行き路線バスに乗ります。バスは約25分かかります。
青岸渡寺の拝観料
青岸渡寺は拝観料が無料です。
青岸渡寺の観音様
こちらの観音様は如意輪観世音菩薩様です。
青岸渡寺の御朱印
これは太字バージョンの御朱印。
御詠歌バージョン御朱印。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
本日の勉強範囲:開竅薬