「世界でいちばん透きとおった物語」
今日は最近読んだ本を紹介します。お題「この前読んだ本」
今年の5月に発行された話題作
「世界でいちばん透きとおった物語」 著者:杉井光
です。
この本は電子書籍化不可能と言われた作品で、久しぶりに紙の本を購入しました。
前評判でこの本については何を言ってもネタバレになるということだけは知っていましたが、確かに何を話してもネタバレになるので、とにかく面白いことだけは書いておきます。
読んでいる途中で「まさか・・・(驚愕)」と気がついたのですが、気がついた後も「まさか・・・(感嘆)」でした。
この本だけは電子書籍派の方にも紙の書籍で味わっていただきたいです。
杉井光さんの本は本作の他には「神様のメモ帳」しか読んでいませんが、「神様のメモ帳」は内容がコミカル要素もありつつのヘビーな内容で、心臓を鑢で触られるような心理描写が印象的でした。
その印象があったので心して読んだのですが、本作からは「不器用で透明な愛」を感じました。
おすすめの作品ですので、気になっていた方はぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。