薬剤師のプライベート

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木槿皮(もくきんぴ)

今日は木槿皮(もくきんぴ)の紹介です。

photoAC(https://www.photo-ac.com/)より
木槿皮(もくきんぴ)
《処方名》木槿
《基原植物》アオイ科木槿
《薬用部分》枝皮や根皮
《効能》水虫
 
先日、芙蓉の花を見ました。
その時に木槿も似た様な花だったと思い出し、違いを調べてみました。
どちらも同じアオイ科フヨウ属でハイビスカスと同じ属に分類されます。
しかし、芙蓉と木槿はよく似ていますが、微妙に異なるようです。
芙蓉:花が大きく、10センチ以上。葉が心状。
木槿:花が芙蓉に比べて小さく10センチ程度。葉が楔形。
特に葉に注目すると違いが見分けられるようです。
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この写真は兵庫の清水寺の「酔芙蓉」です。
この花は夕方になると色が淡い赤色になることから「酔」とつけられたそうです。
木槿のことをハイビスカスみたいな花と覚えており、木槿と芙蓉をやや混同していたので、今回ブログを書くにあたって違いを理解することができました。
芙蓉か木槿を見かけた時には葉に注目して見分けてみてください。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。
 
本日の勉強範囲:eラーニング