佩蘭（はいらん） - 薬剤師のプライベート

今日は佩蘭（はいらん）の紹介です。

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佩蘭（はいらん）
《処方名》佩蘭
《基原植物》キク科フジバカマ
《薬用部分》地上部分
《効能》利尿作用、健胃作用

藤袴は乾燥させると桜餅のような匂いがするので、匂い袋などに活用されたりしています。

上記の写真は京都の行願寺で撮影したもので、毎年１０月頃は藤袴が見事に咲いている様子を見ることができます。

また、藤袴は護岸工事のため自生種が激減しており、準絶滅危惧種に認定されています。そのため、「源氏藤袴会」という京都固有種の藤袴の保全会では様々なイベントや講演会を通して、藤袴の保全を行っているようです。

さらに、初めて知ったのですが、毎年藤袴祭を行願寺を中心として開催していて、今年の開催は１０月１３日（金）から１０月１６日（月）だそうです。

行願寺、下御霊神社、寺町通りにたくさんの藤袴が並び、藤袴グッズの販売もあるようです。

観光シーズンの秋の京都に行かれることがあれば、ぜひ足を延ばしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。